2016/09/30 22:23

Badkeyはどういったコンセプトで作られたか?どういう使い方がよいのか?説明しますね。まず、言っておかなければならないのは設計者、私はギタリストだと言うことです。詳細は言えませんが、これまでいろいろな歌手、タレント、アーティストのサポートでギターを弾いてきました。そしてエフェクターに対して疑問を持ちBadkeyというブランドをつくりました。
ギタリストにはいろいろなタイプがあり当然音作りも千差万別です。私もラックを積み上げたり、ステレオで出したり、サポートの仕事ではマルチエフェクターなんかも使っていました。
今のセッティングは写真の通りです。gt.→wah→TPA-1→SWBox→ブレンダー→Marshall1987です。SWBoxにはsend.ret.でUniVibe、ブレンダーのsend.ret.にはテープエコーに繋がっています。
ソロの時に踏むTPA-1、以前はここにSaturatorであったりBadkeyDriveだったりします。これからも判るように基本はアンプ直と変わらないんですね。音色はギター側のヴォリュームでコントロールします。派手な爆音バンドは2つやっていますが片方はこのセッティング、もう片方はエフェクター無しのアンプ直結なのですがパッと見同じサウンドです。

まとめです。原音第一主義と言ってしまえばそれまでですが私の経験上これが一番音が太く、弾き手に対してシンシティブに感じるんです。個性の強いエフェクターはこれを邪魔しちゃうんです。”そのエフェクターが無いと弾けない!”は嘘だと思います。プレイヤー側に立ったエフェクターがBadkeyだと思います。良いエフェクターは何も引かないし何も足さない。ギターの音色は左手と右手で作るものだと考えます。